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停電になっても慌てずに…自立運転モードで太陽光発電を動かそう

公開日:2019/08/01  最終更新日:2019/06/12

現在普及しているほとんどの住宅用太陽光発電システムには、停電時に発電した電力を使用できる自立運転モードという機能が備わっています。

自立運転モードを稼働させれば一定量の電力が使用できるため、不意の災害時でも安心です。

通常モードから自立運転モードへの切り替え方法

自立運転モードへの切り替えは、正しい手順に従っておこなうことが重要です。誤った手順だと自立運転モードが稼働しないばかりか、パワコンの故障につながる恐れがあります。緊急時になってから慌てて手順を確認していては遅いので、事前に切り替え方法を確認しておきましょう。

自立運転モードへの切り替え手順は、まず主電源のブレーカーをオフにします。停電中は電力会社からの電力供給はストップした状態ですが、停電が復旧して通電が再開された際にブレーカーがオンの状態になっていると、電気機器が突然動き出して故障や火災が発生するリスクがあります。主電源のブレーカーをオフにすることは、太陽光発電システム設置の有無に関わらず必須となる作業です。火災などの2次災害を防ぐためにも、必ず主電源のブレーカーはオフにしましょう。

次に、太陽光発電用のブレーカーもオフにします。これは、太陽光発電システムと分電盤を切り離して、パワコンを独立した状態で使用するために必要となる手順です。太陽光発電用ブレーカーがオンの状態のままだと、パワコンの故障につながる可能性があるため注意してください。各ブレーカーをオフにしたら、通常モードから自立運転モードへの切り替えをおこないます。多くの場合は、パワコンの再起動によって自立運転モードへ切り替わりますが、メーカーや機種によって操作方法が異なるため、詳細は取扱説明書を確認しましょう。自立運転モードへ切り替わると自立運転用のコンセントに電力が供給されるため、ここに使用したい電気機器のプラグを接続して使用を開始します。自立運転用コンセントの位置は、パワコンの設置場所や機種によって異なります。屋内設置型のパワコンの場合は、パワコンの側面にコンセントが備え付けられているのが一般的です。屋外設置型のパワコンの場合は、太陽光発電システムの設置工事の際に、屋内の何処かにコンセントの配線工事がされているはずです。もしも、自立運転用コンセントが見当たらない場合は、工事をした業者へ問い合わせてみましょう。

以上が自立運転モードへの切り替え方法となりますが、停電が復旧した際は自律運転モードへの切り替え同様に、通常モードへの切り替えが必要となります。手順は自立運転モードへの切り替えとは逆となり、まず自立運転モードを解除してから、太陽光発電用ブレーカーとメインブレーカーを順番にオンにします。また、停電が翌日まで続いた場合は、再度自立運転モードへの切り替え作業をおこなう必要があるため、切り替え作業を忘れないようにしましょう。

自立運転モードを使用する際の注意点

自立運転モードを使用する際は、注意すべき点がいくつかあります。まず挙げられるのが、専用コンセントに接続しないと電気機器が使用できないことです。停電時は、普段使用しているコンセントへの電力供給が止まるため、専用コンセントまで電気機器の電源ケーブルを延ばす必要があります。そのため、使用したい機器のケーブルの長さが足りなくなることが予想されるのであれば、延長コードを用意しなければいけません。また、複数の機器を同時使用することに備えて、電源タップも準備しておくと安心でしょう。これらを用意しておけば、いざ停電が起きた場合でも機器を移動させずに済みます。なお、専用コンセントにプラグを挿しこまなければ電気機器が使用できないということは、室内の照明器具も使えないということなので、その点も念頭に置いておく必要があります。

自立運転モードを使用する際に最も注意したいことが、使用できる電力が限られていることです。自立運転モードで使用可能な電力の上限は、太陽光発電システムの発電出力に関わらず、1500Wに設定されているのが一般的です。そのため、電力消費量が大きな電気機器は動作しないことがありますし、使えたとしても動作が不安定になることがあるため注意しましょう。ただし、1500W未満であれば、複数の機器を同時使用すること自体は問題ありません。

消費電力の合計が上限の1500Wを超えなくても、突入電流が大きい電気機器は使用を避けたほうが賢明です。突入電流とは、家電の電源を入れた直後に、通常時よりもはるかに大きな電流が流れることを指します。モーターが内蔵された掃除機や洗濯機の他、大型テレビなども突入電流が大きいことで知られています。突入電流が大きい機器を使用すると、動作が不安定になることで故障の原因となります。特にデスクトップPCではハードディスクの故障リスクが高まり、データが消える恐れがあるため使用は控えたほうが良いでしょう。

その他の注意点としては、自立運転モードは夜間には使用できないことが挙げられます。太陽光発電システムは太陽の出ている時間帯しか発電しないため、発電できない夜間は電力が使えない状態となります。また、曇りや雨の場合は晴れの日と比べると発電量が低下するため、使用できる電力が1500W以下となることもあります。そのため、使用している機器が停止しないように、発電量のチェックはこまめにおこなう必要があります。

停電に備えるなら蓄電池の設置も検討してみよう

自立運転モードには前述したような注意点がありますが、それらを解決するひとつの方法が蓄電池の導入です。蓄電池は日中に発電した電力を貯めることができるため、発電できない夜間でも電気機器を使用できます。また、自立運転モード単体よりも使用できる電力量が増えるため、使える電気機器の幅が広がるというメリットもあります。

例えば、蓄電容量が7.2kwhの蓄電池を設置した場合、冷蔵庫やテレビなどの機器を最大で12時間程度は連続使用可能です。蓄電池には、設置工事の際に使用する回路を選択する特定負荷タイプと、家中の全ての回路を使用できる全負荷タイプの2種類あります。どちらを選択しても、専用コンセントに接続しなければいけない自立運転モード単体での使用よりも、利便性は高まります。

しかし、蓄電池は容量が大きくなるほど価格が高くなること、蓄電池自体のサイズも大きくなるため設置スペースに制限が発生するという問題もあります。そのため、蓄電池を導入する際は、蓄電容量と価格、設置場所を総合的に判断しなければいけません。なお、近年はパワコンに蓄電機能が搭載されているものも販売されているため、設置スペースの問題は徐々に解決されつつあります。蓄電池は決して安いものではありませんが、万が一に備えて設置しておけば、安心して日々過ごせるのではないでしょうか。

太陽光発電投資は単に売電による収入を得られるだけでなく、停電時でも電力を使用できるというメリットがあります。東京でもいつ自然災害が発生するか分からないため、もしもの備えとして自立運転モードへの切り替え方法や専用コンセントの位置を事前に確認しておきましょう。その他にも、使用する電気機器の優先順位を決めたり、延長コードや電源タップを準備しておくことも重要です。また、現在太陽光発電の設置を検討している方は、専用コンセントを分かりやすい位置に設置したり、蓄電池の導入も検討すると、より安心できるでしょう。




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