成功のカギは業者選び!土地付き太陽光発電物件に関するノウハウを身につけて、投資を成功させよう!

太陽光発電システムの設置面積を計算して土地を有効活用しよう!

公開日:2019/07/15  最終更新日:2019/06/12

東京で土地を活用して利益を得られるようになりたいと考えたとき、候補として考えてみると良いのが太陽光発電投資です。

太陽光発電パネルを設置してシステムを組み上げることにより、日の光がパネルに当たれば電力を生み出せます。

太陽光発電は面積が広ければ収入は増える

太陽光発電投資で稼ぎたいと考えたら、いかにしてたくさんの電力を生み出して売れるようにするかが肝心です。固定価格買取制度が利用できる限りは、事業用であれば20年間は一定の価格で電力を売ることができます。そのため、単純に発電量を増やせば、それに比例する形で収入を増やせると考えられるのです。細かく見れば太陽光発電システムのメンテナンス費用などの経費を引いて収益がどのくらいになるかを試算しなければなりませんが、収入という観点では発電量を指標に考えることができます。

太陽光発電はパネルに当たった光によって電力が生み出されるのが特徴で、強い光が当たれば単位時間あたりの発電量が大きくなります。光の強さが全く同じであれば面積の広さに比例して発電量が増えるため、できる限り広く太陽光発電パネルを設置するのが収入を増やすための基本です。

ただし、実際には太陽光発電パネルのどの部分にも全く同じように光が当たるわけではありません。街路樹や電柱などがあれば、その陰になってしまっているところではあまり発電しないでしょう。同じ太陽の光でも当たる角度によってパネルが吸収できるエネルギーの量が違うため、場所によって少しずつ発電量が変わってしまうことは否めません。ただ、とても近いところであれば一日あるいは一年という期間で平均化してみると、どの部分でも同じくらい発電しているという結果になるのが通例です。そのため、同じ場所ならできるだけ広い土地に太陽光発電パネルを設置したほうが稼げる可能性が高いと考えられます。

安易に広くし過ぎないようにしよう

設置面積をできるだけ広くできるように、予算が許す限りでできるだけ広い土地を手に入れて太陽光発電投資をしようと考えてしまうかもしれません。しかし、安易に土地を広くし過ぎてしまわないようにするのも大切です。収入は発電量によって決まり、発電量はほぼ面積によって決まるとなれば広ければ良いと考えるのはもっともなことでしょう。ただ、一般的には太陽光発電システムを設置するのにかかる費用も面積に比例します。

土地は単位面積あたりの地価が決まっているので、およそ面積に比例する形で値段が決まるのが通常です。太陽光発電システムもパネルの設置面積が広がる分だけ導入費用が高くなってしまいます。システムの制御装置の費用や、作業費、運送費などについては広い土地であってもあまり大きくは変わりませんが、全体のコストの中でも大きな割合を占める太陽光発電パネルの購入費用は面積に比例してしまうので注意しましょう。

つまり、面積を広げると初期投資額も大きくなるため、それを取り返すために稼がなければならないお金も増えてしまいます。どちらも面積に比例する部分が大きいため、結局は元を取れるまでにかかる期間はほとんど違わないのが一般的です。ただし、太陽光発電システムの導入や運用にかかるコスト分だけ稼いでしまった後は、面積に比例する形で入ってくるお金が本当の意味で収入になります。長期的に見ると大きな資産形成が可能になると考えられるため、太陽光発電システムを導入するときには予算が許す範囲で広い土地でおこなったほうが稼げるでしょう。

この際にもう一つ気にかけておいたほうが良いのが、面積が広いほど運用にかかるコストも高いということです。土地は所有しているだけでも固定資産税がかかり、面積が広ければ土地の価値が高いので固定資産税も大きくなります。太陽光発電システムは定期的にメンテナンスをしていないと故障が起こりやすくなることに加え、チリや埃などが原因で発電量が低下してしまうリスクもあるのが特徴です。そのため、メンテナンスコストも考慮しておかなければなりませんが、面積が広くてたくさんパネルを設置してあるとその分だけメンテナンスコストがかかります。その金額がどのくらいになるかを試算して、本当にこの面積で設置して良いのかをよく考えるのが大切です。

設置面積を計算してからシステムを決めよう

どのくらいの設置面積にするべきかを考えるうえでは計算をしてみるのが重要になります。まずは投資に使う土地の候補を探し、そこにどれだけパネルを敷き詰められるかを確認してみましょう。長方形の土地であればかなり高い密度でパネルを設置できるため、土地面積あたりのパネルの設置面積が大きくなります。しかし、円形になっていたり、L字型のものだったりすると設置できないデッドスペースがたくさんできてしまうでしょう。すると土地面積は広くて高いのに、設置できる面積は狭くてあまり発電できないということになります。

一方、建物に囲まれていて日があたりにくい場合には設置してもほとんど発電することができません。たとえ長方形でぴったりパネルを敷き詰められるような土地だったとしても、陰になってしまう場所が広いとあまり利益を得られる土地とは言えないのです。あまり日が当たらない場所についてはパネルを設置しないほうが、利益が大きくなると試算されることもあります。そのような場所を除いた有効面積がどれだけあり、パネルの形状を考慮してうまくカバーできるかが稼げる土地かどうかを分ける重要なポイントです。

土地が広いから良いと安易に考えずに、この土地のどのくらいの面積をパネルで覆えるのかを専門業者に計算してもらいましょう。計算をしてもらうときに気にかけておいたほうが良いのが設置角度です。パネルの角度をどうするかによって光の当たり方が変わる一方、直立に近い角度にすれば同じ土地により多くのパネルを設置できるでしょう。しかし、あまり密にパネルを設置してしまうと隣のパネルの陰になって発電できないといったトラブルも生じます。どんな角度での設置を提示するかはよく見ておかなければならない点なのです。

太陽光発電システムを決めるときにはまず土地がなければなりません。さまざまな業者が独自の太陽光発電システムを作り上げて販売していますが、どれにするかは土地を決めながら判断するのが大切です。この土地が良さそうだと思ったときに、いくつかの業者に相談してどのくらいの利益を見込めるかをシミュレーションしてもらいましょう。業者によって使っているシステムが違うので設置面積も、面積あたりの発電量も違います。その試算に基づいてどの業者のシステムを入れるのが最も利益を生み出せるのかを判断するのが合理的です。試算結果があまり違わないというケースもありますが、一割くらいの違いが出てくることもあるので比較検討を怠らないようにしましょう。

太陽光発電投資による収入は単純に考えると発電量に比例します。太陽光発電パネルの面積が広いほど売電による収入が増えますが、設置のためのコストも大きくなることは承知しておかなければなりません。土地の形状やパネルの設置角度によってもどのくらいの発電量を見込めるかが変わるため、専門業者に具体的に試算してもらって土地を決めるのが重要です。複数の業者に試算してもらうと違いが出ることが多いので、比較したうえで決定したほうが良いでしょう。

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