成功のカギは業者選び!土地付き太陽光発電物件に関するノウハウを身につけて、投資を成功させよう!

太陽光発電にはどんな土地や場所が適しているの?

公開日:2020/08/15  最終更新日:2020/07/28

太陽光発電投資をするときにはできるだけ利回りが高くなるように工夫をするのが重要になります。東京に住んでいる人が投資をしてみようと思い立ったら、どこに土地を用意するのが良いのでしょうか。場所選びは利回りに大きく影響する点なので、選ぶときにどんなポイントを押さえるべきなのかを理解しておくことが大切です。

発電効率を重視しつつ安い土地を買おう

基本的には太陽光発電の効率を上げられることと、地価が安いことを重視して場所選びをするのが合理的な方法です。想像してみれば単純なことで、同じパネルの数で発電量を大きくできれば利回りは上がります。そして、設置面積が同じだったら地価が安いほうが初期投資額が少なくて済むため、利回りが大きくなるのです。

一般的には同じ区画であれば面積に比例して購入価格が高くなりますが、発電量もパネルの設置面積に比例して大きくなります。あくまでどの場所にも同じように日が当たったらという仮定が成立しなければならないものの、大まかには広いことで初期投資額が増える一方、発電量も増えると考えられるのです。

そのため、単純に考えれば発電効率が良い場所を選ぶことが最も重要だと考えることができます。発電効率には多くのパラメーターが複合的に効いてくるのでプロでも判断が難しいのが一般的です。

ただ、単純に考えることは可能で、日照量が多いところほど発電効率が高くなります。南側に建物があるとせっかく日照がある昼間の半分くらいは日が当たらなくなってしまうでしょう。逆に北側に反射のあるビルが建っていると、南からの日射があるときには反射光もパネルに当たるので効率が上がります。

このように周囲に何があるかによっても発電効率が左右されるのです。設置してから周りの建物が変わる可能性もあるので注意が必要ですが、少なくとも投資を開始する時点の状況は確認しておくと良いでしょう。

日照量については一日で考えるのではなく年間で考えるのが大切です。季節によって太陽の高さが違うため、夏は日が当たるけれど冬になって日が低くなるとほとんど日が当たらないようなこともあります。

また、日本では四季によって植物の茂り方も異なります。夏は樹木の葉が生い茂ってしまって日照が少なくなるものの、落葉樹で冬になると葉がなくなり、日照量が多くなるという場合もあります。このように場所を選ぶときには発電効率を考え、周辺の建物や季節の影響などを加味して比較検討をすることが大切です。

最終的にはシミュレーションをして年間で平均するとどのくらいの日照量を期待できるのかを計算してみたほうが良いでしょう。いくつかの候補を選んでシミュレーション結果を比較し、最も利回りが高くなるところを選び出すのが良い方法です。

自宅から遠くないことも重視して選ぼう

場所を選ぶときには近くにするかどうかも慎重に検討したほうが良いでしょう。太陽光発電投資は発電システムを設置してしまえばそれで終わりと考えている人も大勢います。しかし、実際には管理をしなければならないので注意しなければなりません。放置していると発電量が低下してしまったり、故障してしまったりすることがあるからです。

例えば、台風が接近したときに風でいろいろなものが飛んできてパネルの上に乗ってしまうことがあります。倒木があったり、瓦がぶつかったりしてしまうとパネルが破損してしまうこともあるでしょう。暴風雨で汚れが積もってしまい、固まってしまってちょっとした雨風では流れなくなってしまうこともあります。このような状況になると発電効率が低下し、想定していたような発電量を稼げなくなってしまいがちです。

地域によってはかなり切実になるのが冬の積雪です。雪が積もっているとほとんど発電しなくなってしまうことに加え、積雪量が多いとパネルがゆがんだり破損したりするリスクもあります。雪をすぐに下ろしてあげたほうが安心で、発電量も増やせるようになるのです。このような手入れは近くに住んでいないとなかなかできないでしょう。

東京では地価が高いので田舎のほうに土地を買って投資をするのが利回りを高くするコツです。しかし、中央アルプスの中の開けた安い場所で投資をすると、何かがあったときに駆け付けるのが大変になり、往復するだけで費用もかなりかかってしまいます。年に何度も通わなければならないような場合には投資による利益がかなり目減りしてしまうことになりかねません。

このような管理の必要性を考慮するとあまり遠くの場所にしないのが重要だとわかります。東京都内か隣接県のアクセスしやすいところを狙うと良いでしょう。東京でも郊外になれば地価がかなり低いところもあります。

また、埼玉や神奈川、千葉の東京に接しているあたりは地価が高いですが、例えばアクアラインで渡った先の千葉ならアクセスは悪くないのに地価はかなり安くなっています。このような見方をして見ると安くて魅力的な場所が見つかるでしょう。

出口戦略も考えてみると東京郊外が魅力的

パネルの設置場所を考える上では出口戦略まで考えておくと理想的でしょう。太陽光発電による投資は売電価格が高いうちにはメリットがありますが、低くなってしまうとあまり利益がなくなってしまいます。

設置したまま細々と売電を続けても構いませんが、管理の手間を考慮すると売ってしまうのも良い方法でしょう。その際に撤去費用がかかるのは確かですが、その分も見越して計画的に予算を確保しておけば問題はありません。

このような出口戦略を立てた場合には、一般的に20年間の投資をした後で土地が高く売れるところを選ぶのが重要になります。今後20年間に開発が進んで行く地域であれば地価が飛躍的に上がっているでしょう。すると売却したときに差額に応じて利益を生み出すことができます。土地の面積が広いほど差分も大きくなり、うまくできれば莫大な資産を築けるのが魅力です。

このような観点から東京の郊外には魅力があります。都心の開発はほぼ完了してしまって、だんだんと外側へ向かって開発が進められているのが現状です。都市計画を確認して、20年後には都市化が著しく進んでいると考えられる場所を選ぶと良いでしょう。

投資家の間でも人気が上がっていて土地が手に入りにくいこともあります。しかし、20年後の利益を考えるとメリットが大きいのは確かなので、流通している土地がないか探してみましょう。

場合によっては複数の場所を選んで投資をするのも検討すると良いでしょう。パネルを設置する場所を複数に分散させることで、災害などによってパネルが破損したとしても、別のところに設置したパネルは無事で済むということが起こり得ます。

このような考え方で東京郊外で投資を始めると20年後には大きな利益を得て次の投資につぎ込むことができるでしょう。

 

太陽光発電投資をする場所選びでは発電効率を重視して、年間を通して日照量が多いところにするのが重要というのが基本です。それに加えて東京からあまり遠くないところを選び、管理できるようにするのが重要になります。

出口戦略を考えると地価が上がると期待される都市開発が進んでいる東京郊外は魅力的な候補でしょう。売電価格が下がってしまったところで土地を売れば大きな利益を生み出すことができると考えられるからです。

このような将来展望も考えて、単純に安くて開けた場所を探せば良いと思わないようにするのが成功につながります。

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