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太陽光発電は個人の投資に向いている?投資の仕組みやデメリット対策とは

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/08/05


投資ブームの昨今、太陽光発電に投資してみようと検討する人もいるでしょう。しかし太陽光発電投資はめまぐるしく環境が変わり、固定買取価格も下落しています。これから参入しても収益を出せるのか、気になりますよね。そこで今回は、個人投資に太陽光発電が向いているのか解説します。

投資の仕組みを知っておこう

最初に、太陽光発電投資の仕組みを簡単におさえておきましょう。

太陽光発電のおもな収益

太陽光発電投資は、太陽光発電で発電した電気を売却して収益を得ます。電気の売却先は契約する電力会社です。太陽光発電で得た電気を売買するときには、FIT(Feed In Tariff)という固定価格買取制度が適用されます。

FIT制度とは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度のことです。再生可能エネルギーから作られた電気を「一定期間」「一定価格」で電力会社が買い取るよう、国が制定しています。そのため、一定期間は売電価格が安定しており、収益予想もたてやすくなっています。

必要な経費

太陽光発電投資で必要な経費も確認しておきましょう。おもな経費としては、太陽光パネル代金・パワーコンディショナー・架台・設置費・接続費用・業者手数料などがあります。設置までに1,000万~2,000万円が必要ともいわれています。これらをすべて個人で用意するのは困難です。

一般には、すべて用意されたものが個人投資向けに販売されています。セット販売されているものを購入すれば、運用までは個人でもスムーズに進みます。初期費用は言うまでもなく高額ですが、最近は設備にかかる費用も値下がりしています。これは太陽光発電設置の需要が増えたことで、適正価格が定まったのが要因でしょう。個人でも参入しやすい投資になっているのは間違いありません。

太陽光発電は個人投資になぜ向いているのか

太陽光発電投資にはさまざまなメリットがあります。なぜ個人投資に向いているのか、理由を解説します。

シミュレーションしやすい

先述したように、太陽光発電投資は収益をシミュレーションしやすい点がメリットです。FIT制度で売電価格が固定されているため、制度の終了までは収益を予想しやすくなっています。運用を続けていくうちに過去のデータも参照できるようになるため、より詳細なシミュレーションが可能です。

土地を所有していなくても投資できる

太陽光発電システムは広い土地に設置するため、土地を所有していないと参入できないイメージがあります。しかし「分譲型太陽光発電」という制度を利用すれば、土地を所有していなくても問題ありません。土地を太陽光発電システムがセットになって販売されていますが、土地の管理は販売者がおこないます。

メンテナンスはお任せできる

先ほど紹介した「分譲型太陽光発電」なら、メンテナンスもセットで販売されているため、管理を業者にお任せできます。メンテナンスのために太陽光発電システムの設置場所に足を運ぶ必要もありません。定期的にメンテナンスをおこなっていれば、故障の原因や発電量の低下にもいち早く気付けるでしょう。

フルローンの利用も可能

太陽光発電投資には「ソーラーローン」という太陽光発電投資専用のローンが利用できます。金利は2~3%が平均で、銀行や信用金庫で借入できます。全額をローン返済にできるため、一括で支払えない人、頭金を用意できない人でも安心です。個人事業主やフリーランスは審査に通りにくい傾向がありますが、サラリーマンは比較的借り入れしやすいようです。

中古太陽光発電の購入も可能

最近では、太陽光発電システムのセカンダリー市場も知名度を上げています。セカンダリー市場とは、中古の太陽光発電システムを売買される市場のこと。中古の太陽光発電システムは、稼働当初の売電価格が適用されます。そのため、新しく太陽光発電システムを設置するよりも高い価格で売電できます。

デメリット対策・計画もしっかりと立てておこう

太陽光発電投資には多くのメリットがありますが、少なからずデメリットも存在します。デメリットを把握し、事前に対策をおこなうことで、リスクを最小限にできる可能性もあるでしょう。

天候によっては収益が下がる

太陽光発電は太陽の光で発電して、収益とします。そのため、天気による収益率の増減は避けられません。とくに雨が続く月は、発電量が極端に下がります。天気への対策は限界があるため、最大のリスクであると心得ておきましょう。

FIT終了後の売電価格の心配

太陽光発電投資が安定していると評価されるのは、FIT制度のおかげです。FIT制度は20年間固定価格買取のため、20年を経過すると売電価格は変動します。20年という長い年月が過ぎた頃、売電価格がどうなっているかを予測するのは困難です。そのため、常に出口戦略を考えておきましょう。

まとめ

太陽光発電投資はフルローンで借入できるため、初期費用を存分に用意できない個人投資家でも参入しやすい事業です。シミュレーションしやすい上に、安定した収益が望めます。しかし天候に左右されやすく、自然災害の影響で大打撃を受けるリスクもあります。さらに、FIT終了後の売電価格は不透明です。デメリットをしっかりと理解し、戦略を立ててリスクに備えましょう。

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