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【太陽光発電投資vs不動産投資】どちらを始めるべきなのか

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/06/10


世の中にはさまざまな投資商品がありますが、できれば安定した収入が見込めて今後も発展が期待できるものを選びたいと思っている人は多いのではないでしょうか。その思いから、不動産投資や太陽光発電投資に注目している人もいるでしょう。ここでは、人気の投資商品について、太陽光発電投資と不動産投資の比較についてご紹介します。

人気の投資とは

投資にもさまざまありますが、どのような投資が人気なのでしょうか。一番にあがるのが株式投資、続いて預貯金・積立、投資信託が人気です。一つの商品に投資するのではなく、分散投資をすることでリスクの分散や軽減を図っている方が多いようです。

では、不動産投資と太陽光発電投資を比較した場合、どちらが人気なのでしょうか。そしてその理由はどこにあるのでしょうか。まずは共通点から見ていきましょう。共通点としては、初期費用が大きい、株やFXのように短期的に利益を得るのではなく、長期的に積み上げる定期預金のようなもの、利回りが高い、節税効果がある、インフレ対策ができるなどという点です。

次に、それぞれの投資のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

■メリット

・不動産投資
不動産投資はローンを組む際に団体信用保険に加入するので、何かあったときに安心です。不動産収入は所得税の課税対象となりますが、総収入額から必要経費を引いた金額が低いと納めるべき税金が少なく済むため税金対策が可能です。また、投資用に購入した不動産を自分が使うことができますので、自分の判断で投資効率を上げられます。実用的な資産価値を所有することで、設備(建物)としての価値と土地としての価値も得られます。

・太陽光発電投資
フルローンが可能なため、低資金で投資が可能です。国内の大手電力会社は太陽光発電の電力買取を義務付けられているため、需要低下リスクが少ないです。また、発電容量が10kW以上の投資用太陽光発電に関しては、FIT(固定価格買取制度)制度を適用した時点で、20年間固定価格で売れるというメリットもあります。買取価格の引き下げは避けられませんが、平均利回りは10%前後が一般的で、参加している投資家が少なく競合が少ないため、情勢に左右されない投資形態です。

■デメリット

・不動産投資
不動産投資では優良物件を手に入れることがなによりも重要ですが、それが一番難しいです。継続して入居してくれる人を得られる物件は人気も高く、価格も高騰します。人気のエリアではすでに物件価格が高騰し、それに伴い利回りも悪化しているため高品質物件の入手は困難です。また、入居者との関係性が収入と深くつながっています。入居者がすべて良質な人だけではないため、トラブル対策にコストや労力を割く必要があります。

・太陽光発電投資
設備を基本的に屋外に設置するため、天災による被害に遭う可能性があります。また、天候が悪い日が続くと、発電量が減ってしまいます。そのため毎月の収入が安定していないのがデメリットといえます。

太陽光発電と不動産投資ではどちらが儲かるのか

どちらのほうが儲かるのか、さまざまな視点から見ていきましょう。

■収益の安定性

都心では交通に便利で周辺に商業施設が多いなどの利便性の高い物件が多くあります。利便性が高いということは、空室リスクも少なく、安定した収益が期待できます。逆に地方では、空室リスクが高いことが懸念されます。

太陽光発電投資の場合、天候によって収益が左右されることは否めませんが、年単位でみるとそれほど大きな変動はないといわれています。FIT(固定価格買取制度)制度によって20年間は売電価格が固定されますが、期間終了後の収益は不安定になることが予想されます。長期的に見ると不動産投資は安定した輸入が維持できるといえます。

■表面利回り

物件の収益性を比較する目安となる表面利回りで見ると、太陽光発電投資は平均10%前後、不動産投資では都心で4.5%、地方都市で4.8~5.9%程度です。不動産投資の利回りは場所や物件の規模によっても異なりますが、太陽光発電投資の利回りに届くような物件はなかなか見つかりにくいです。

■初期投資

首都圏のワンルームマンションと50kW未満の太陽光発電を比べると、新築物件の場合2,000~3,000万円、中古物件で1,000~1,800万円くらいかかります。一方太陽光発電のでは1,600万円程度です。初期投資回収までの期間は不動産投資では20年以上、太陽光発電投資では8~12年程度です。

■運用後のコスト

物件や設備などを購入した後にかかるコストは実質利回りに影響を与えます。それぞれの投資に関してどの程度費用がかかるかを比べてみましょう。維持管理費に関しては、不動産投資では家賃収入の10~20%程度、それ以外にメンテナンス費や固定資産税、所得税なども発生し、年間12~24万円程度かかります。太陽光発電投資では、パワーコンディショナーにかかる電気代や、パワーコンディショナーのメンテナンス費、各種税金などが年間25万円程度かかります。

どっちがおすすめ?

どちらの投資もリスクはありますが、総合的に見て太陽光発電投資のほうが有利に運用しやすいと考えられます。どのような点が有利なのでしょうか?

■不安が少ない

不動産投資の場合、入居率による影響が大きく、立地の良い場所でない限り、常に空室をなくす対策を練る必要があります。集客のためのスキルや調査はすぐに身に着くものではなく、習得するためにある程度の時間が必要です。コストと収入のバランスを考えると、太陽光発電投資のほうが不安は少ないです。

■リスクが少ない

太陽光発電で必要な出費はパネルの掃除や雑草の処理などのメンテナンスが主で、あとは太陽が生み出してくれた電気を電力会社に買い取ってもらうだけです。低リスクで着実にリターンを得ることができ、初心者でも始めやすい投資です。

■初期投資が少ない

太陽光発電はフルローンが可能なため、頭金として必要なのは50~100万円程度と驚くほど少額です。不動産投資の場合は同じ条件であった場合、150万円以上の初期費用が必要になることを考えるとコストを抑えられます。

■消費税還付が可能

どちらの投資も土地を除いた物件を購入する際に消費税がかかりますが、不動産投資では家賃収入が非課税なことから、消費税還付の対象にはなりません。一方で、太陽光発電投資は電気を販売するときに消費税がかかるので、消費税還付の申請が可能です。

■安定運用

太陽光発電投資では、FIT(固定価格買取制度)制度により、固定価格で20年間電気を買い取ってもらえます。発電所を地方に設置した場合、周辺の開発などによる影響は少なく、日射量が大きく変動することはありません。太陽光パネルも定期的にメンテナンスをすることで経年劣化を少なく抑えることができますので、シミュレーション通りの安定運用が期待できます。

 

初期投資の少なさやリスクの低さもさることながら、今後再生可能エネルギーの普及がより進むことを考えると、環境やSDGsに配慮した投資である太陽光発電投資はさらに注目を浴びることが期待されます。不動産投資は初期投資を回収するまでの期間が長く、リスクが高いことに加えて、人口減少による需要低下の影響も懸念されています。どちらの投資にもメリット・デメリットがありますので、将来を見据えた投資方法を検討しましょう。

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